「リュウグウノツカイ」は、チリの巨大地震発生を知っていた?
★2/27 15:34(日本時間) 南米西部 M8.8
深海魚「リュウグウノツカイ」が姿を表す(2/26の一言)と転変地異が起きるという言い伝え通りに巨大地震が起きた。震源地から約300㎞にあるチリの首都サンティアゴでは多数の死者や複数の建物倒壊など甚大な被害が出ている。1960年には南米チリ沖を震源とするM9.5という有史以来の超巨大地震が起きている。
2月は、幾度も書いてきたように彗星近日点が10個で、本年最多月である。そして2月は太陽活動も活発化してきていた。活動を表す黒点出現が1ヶ月を通して見えている(1ヶ月を通して黒点が見えた月は3年ぶり)。その2月の最終トリガー期間に、日本では沖縄本島近海でM6.9の中地震、その10時間後に反対側の南米チリでM8.8の巨大地震が発生した。すでに1mの津波がハワイに到着しており、日本でも大津波警報が出されるもよう。特に1960年の地震による津波で、多数の死者が出た三陸沿岸は注意が必要です。
激しい気象変化は地震の前兆と言ってきた。今回のチリM8.8の地震ではペルー南部におきた15年ぶりという規模の集中豪雨(1/27の一言)がある。クスコからマチュピチュ間を走る122㎞の鉄道路線の8ヶ所で土砂が崩れ、観光客の救出が空軍のヘリで行われる事態となった。遺跡のあるクスコ県全体が水被害にあい避難者は8万人、土砂崩れで倒壊した住宅は4800棟という猛烈な豪雨に襲われている。
2008年、中国では春節の連休が始まる頃に記録的な大寒波と豪雪に襲われた。中部の湖北省や湖南省は100年ぶりの豪雪。他でも50年ぶりという記録的な寒波となった。そして、2008年5月12日、死者6万人以上を出したM8.0の四川大地震が発生している。激しい気象が現われたエリアには、その激しさに見合った大きな地震が発生しているのです。 今日はMN(月が最近)、明日3月1日は満月。 -10:27-
2010.02.28