◎10月の大地震は、インドネシア付近で発生しました。23日から続いた高速太陽風と、CME(太陽ガスの放出現象)により、地殻が緊張状態になっていたエリアの地震エネルギーが解放されたと考えます。
★10/25 23:42(日本時間) インドネシアのムンタワイ諸島地域 M7.7
太陽活動は
2010/10/23 13:01 更新 宇宙天気ニュースより→太陽風の速度が600km/秒に上昇しています。SOHO衛星で彗星とCMEが観測されました。 20日から21日にかけて、太陽に接近する小さな彗星の様子を、SOHO衛星のLASCO C2、C3カメラが捉えていました。 ・・・また、これに続いて、CME(太陽ガスの放出現象)が観測されました。・・・4日後の26日前後に影響が地球へやって来るかもしれません。高速風というより、強い磁場のかたまりが流れてきて、活発な磁気圏活動を引き起こす可能性があります。 ・・・太陽風は、日付が今日に変わった頃から速度が上昇を始め、今日の朝に500km/秒を超えて高速風となり、現在は600km/秒まで上がっています。・・・SOHO EIT195で、太陽の中心に見えるコロナホールからの影響としては早すぎます。西側に通過した領域の小さなコロナホールからの影響でしょうか。原因がはっきりしないので、高速風の規模や継続時間など予測しにくい状況です。・・・http://swnews.jp/2010/swnews_1010231301.html
◎当協会では、太陽風の速度上昇の原因は、20日から21日にかけて、太陽に接近した彗星によるものだと考えています。<この彗星は、周期彗星でない為か天文年鑑には掲載されていません>
2010/10/24 12:32 更新 宇宙天気ニュースより→650㎞/秒の高速風が続き、活発なオーロラを起こしています。1117黒点群が大きくなっています。
2010/10/25 11:07 更新 宇宙天気ニュースより→600㎞/秒台の高速太陽風が続いています。オーロラも活発です。 ・・・今回の高速風を受けて、放射線帯の高エネルギー電子が大きく増加を始めました。GOES11は、警戒レベルの10,000にほぼ達しています。
2010/10/26 12:22 更新 宇宙天気ニュースより→1117黒点群が大きくなっています。600km/秒台の高速太陽風が続いています。 ・・・1117黒点群は、C2.3の小規模フレアを初めとして、Bクラスの小さなフレアを多数起こしています。 ・・・太陽風は、小幅ですが再び速度を高め、620㎞/秒と現在も600km/秒台の高速風を続けています。23日から、3日間にわたって継続しています。・・・
◎28日、30日は、彗星近日点です。 -04:34-
追記
強い台風14号は、26日21時には沖縄県の南にあって、西北西へゆっくり進んでいます。(201010月26日22時30分 気象庁発表より)
★10/27 03:40 奄美大島北東沖 M3.4 最大震度1(鹿児島)
台風は、地震エネルギー(モノポール流量)が多いエリアに進路を取ります。台風14号の進路に注視しましょう。