◎3月13日、今日は上弦。本州付近は今日も広く高気圧に覆われている。佐久の空も青空が広がり、地殻の緊張状態が続いている事をおしえている。 間断なく、震度3~4の余震が続き地震エネルギー解放がされているが、太陽フレア活動も間断なく、地球に供給される磁気量も多い状態が続いている。
2011/3/13 09:30 更新 宇宙天気ニュースより→1166黒点群は小規模のフレアを続けています。太陽風は高速状態です。
◎国内最大規模となるM9.0「東北地方太平洋沖地震」の発生の翌日12日未明、新潟県中越地方と、長野県北部を震源とする震度6強の地震が相次いだ。
★3/12 03:59 新潟県中越地方 M6.6 最大震度6強
★3/12 03:59 長野県北部 M6.7 最大震度6強
長野県の栄村では、2時間足らずの間に、震度6の揺れが3度発生している。
●弾性反撥論・活断層論者は、太平洋側の巨大地震と新潟、長野の震度6強の地震をどう説明するのか?
TV報道で解説を求められた地震学者の説明によると、「あまりよく解らないが、太平洋側の巨大な地震で、力のバランスが不安定になり、それを安定に取り戻そうとする時に、エネルギーをためていた所で起きたという事が考えられる」というような解説だった。
地震学者達は、異なる震源域で発生した震度6強の地震は、東北太平洋沖地震の余震である事は否定しているが、巨大地震に誘発されたものであるとの見解を示している。
不自然な解説を聞きながら、現在まで延々と続いてきた弾性反撥論・活断層論を問う。本当にこれが、地震発生のメカニズムを捉えている真の理論なのか?これまでに、弾性反撥論・活断層論を基に、地震関連予算に何兆円もの血税が注ぎ込まれてきた。果たして意味があった予算付けであっただろうか?大いに疑問である。
佐々木代表の、東工大に於ける地震発生メカニズムの論文発表から30年になろうとしている。が、体制側は冷ややかである。地震雲や宏観現象を非科学としている事も一向に変わらない。
弾性反撥論・活断層論者がいうところの地震エネルギーと、佐々木地震論でいう地震エネルギーは本質的に違う。佐々木地震論では、太陽からの磁気エネルギーが地殻に体積状に蓄えられてゆくエネルギーを指す。長い期間をかけ、解放されながらも蓄えられてゆく大きな歪エネルギー、その解放が巨大地震である。 地震発生日は、活発な太陽活動、天体の引力により誘発される日である。
3月11日のM9.0超巨大地震の背景には、頻発していた太陽フレアがあり、3月10日午前8時にはX1.5という大規模フレアが発生していた。Xクラスは、最大規模の太陽フレアになる。もう1つの背景として、3月は、1日~10日の間に集中して5個の彗星が近日点になっている事がある。10日には2個の彗星が近日点を通過している。
既成の地震論では、地殻の内のニュートン力学にしか視点をおいておらず、これでは地震発生メカニズムなど知る由も無い。 太陽と地球との関係に視点をおかなければ、人類は永遠に地震発生メカニズムを理解する事はできないだろう。 この国に起きてしまった痛ましい犠牲、この巨大地震の犠牲を無駄にする事なく、新たな地震論への目覚めとなる事を願い、未来に向けて被害を最小限に留める事が出来る日が来る事を切望する。
巨大地震の脅威、福島第一原子力発電所の放射能漏れの脅威を現実のものとしてしまった日本。 人類を破滅へと向かわせる原子力発電を推進してきたこの国の責任が重く問われている。 -12:35-