◎9日(土)21時 NHK、シリーズ -「メガクエイク」- 大変動期 「最悪のシナリオに備えろ」 を見ました。3.11後、日本の火山活動活発化をはじめ地熱が高くなっている事など、興味深い内容でした。
番組最終では、3.11大震災の前、3月7日から東北上空を中心に電離層が、夜なのに電子の多い状況が30時間に及んでいた事を伝えていました。この異変については、昨年6月に 東日本大震災後、発生の40分前、震源地上空の「電離層」の電子量に異常があったことが、北海道大学理学研究院の日置幸介教授(地球惑星物理学)の研究で分かった。スマトラ沖地震など、過去の大地震前にも同じ現象が確認され・・・という報道がありました。
この現象の理由として番組では、「岩盤が破壊され→ラドンが発生→大気中の熱エネルギーが電離層に何らかの影響を与えたのではないか 」としています。
電離層は 地球をとりまく大気の上層部にある分子や原子が太陽光線や宇宙線などの電磁波を吸収し、そのエネルギーによって電離した、イオンと電子が存在する領域です。
昼は太陽光線などの電磁波エネルギーをより吸収します。そのエネルギーで電離が活発になり電子密度が高くなります。そして夜は太陽光線はあたらず低くなるわけですが、何故か大地震の前に夜も昼のように電子密度が高い状態になったわけです。
その理由が岩盤破壊により発生したラドンが影響しているのではという事なのですが・・・・そうでしょうか?
昼と夜の違いは太陽光線があたるか・あたらないかです。昼と同じような電子密度の高い状態になるということは、とても単純に考えると、夜であっても、地殻から電磁波が出ていたという事です。
佐々木地震論では 地殻のマグネティックスポットから電磁波、モノポール流量が噴き出し雲をつくり低気圧が生まれるとしています。 2011年3月の周期彗星近日点は5個ですが、3月10日までに集中してやってきています。そして10日には太陽では、Xクラスの大規模フレアが発生しており、地球には多量の磁気量が供給されていました。
地震の前兆として、夜の発光現象がありますが、これも同様です。電離層の異常現象、夜の発光現象が上空に起きているエリアには電磁気エネルギーが多く蓄積、連続的に太陽からの磁気量供給があれは空中にも放出されます。 佐々木地震理論の根幹は、太陽が地球に供給する磁気量が地球ダイナミズム<地象(地震・噴火)、気象(台風、竜巻、豪雨、大寒波、熱波など)>のエネルギーであるという事です。 -10:04-