◎X1.4大規模フレアに伴うCMEの影響が地球に到達したのは7月15日午前3時過ぎでした。
その後、強い南向き磁場が32時間連続し、地球ダイナミズムは激しく躍動しました。今日は強い南向き磁場も太陽風速度も一段落し、佐久の空も少しずつ穏やかな表情になってきています。今日17日~19日は大潮トリガー日です。
15日~18日までに発生した国内の震度4の地震は、4回です。
★7/18 04:39 宗谷地方南部 M4.0 最大震度4(上川中川町)
★7/16 06:49 宗谷地方南部 M4.0 最大震度4(上川中川町)
★7/15 23:08 宗谷地方南部 M4.1 最大震度4(上川中川町)
http://bousai.tenki.jp/bousai/earthquake/detail-20120718043942.html
上記3回の地震前兆と予測は、7月1日の「一言」の赤い文字に述べてありますが、6月29日、北海道名寄市は全国2番目の32.7℃を記録、次いで上川管内美深町の32.4℃でした。 また、6月30日には十勝岳の大正火口付近で明るく輝く発光現象が高感度カメラで観測されています。
★7/16 04:31 茨城県南部 M4.8 最大震度4
茨城県南部の地震前兆と予測は7月15日20:04分の「一言」に述べてありますが、15日夜、佐久の東の空(佐久の東方向は茨城・千葉です)に発光現象が観測されています。そして、何より、予測の背景には太陽活動があるのです。そして、気象と地象のエネルギーは同根であるという事です。
◎X1.4大規模フレア発生からの流れのまとめ
日本時間7月13日01:00過ぎ X1.4大規模フレア発生→7月15日03:00過ぎ、地球に太陽風の擾乱到着→7月15日15:00 太陽風磁場の南北成分が北向きから大きく南向きに変化(32時間に及び強い南向きが続く)そして ・・・ 国内の地象→15日~18日までに震度4の地震が4回発生。気象→7月16日、全国570ヵ所で30℃以上、60ヵ所で35℃以上の猛暑日となる。一方、大分県日田市では1時間に110ミリの猛烈な雨が降る。日本の南に台風7号発生。17日は更に気温が上昇し、39℃を超える地点も出ている。
◎太陽風磁場の南向きも一段落し、今日は幾分過ごしやすくなっていますが、現在は太陽活動第24周期の極大期です。暫くは極端な地球ダイナミズムが続いてゆくでしょう。 -15:40-