佐々木理論…地震のエネルギー(モノポール流量)は、太陽から地球に供給される磁気量である。太陽からの電磁波は地球の両極から取り込まれる。その磁気量が地震のエネルギーとなる。トリガーは機械的なもの(天体の引力・気圧変化)と、量的なもの(太陽から大量に供給されるモノポール流量)である。
1984年9月、ある新聞紙上で
当時の気象庁長官が
次のように述べている。
「地震雲は存在しない。
何故なら雲は空の現象であるし、
地震は地殻で起きる現象であるからだ」
そうでしょうか?
地震の「震」は雨かんむり、
雨は天から降るもの。
サァ、皆さん、この謎解きに
母なるガイアと共に、
科学の大海原へと出航です。
日本地震予知協会は、今日主流とされている弾性反撥論と、プレートテクトニクス論にとらわれることなく、太陽からの磁気エネルギーによる地震発生メカニズムの解析を求めています。自然現象を率直に観察し、真に科学的な地震予知論の研究と普及を目的としています。
又、この点に於いてのみ、地震災害を防ぐことが可能であると確信しております。本協会の趣旨にご賛同頂き、より多くの方々に、ご覧いただけます事を願っております。
弾性反発説では、地震のエネルギーは断層の両側に同じように蓄えられているととらえているので、震央は余震域のほぼ中央に位置していなければならないのだが、実際の観測ではそうなっていず、端の方から起こっている・・・・・という矛盾が、地震体積説においては解決される。
熱してドロドロに溶かしたガラスを水の中にたらすと、ガラスは細長いラッキョウのような形に固まる。急速に冷えたため、このラッキョウには※歪エネルギーが蓄積されている。
そしてラッキョウの尾は細くなっているが、その細いところをつまんで折ってみると、ラッキョウの本体もいっせいにはじけて粉々になって四方に飛び散る。(右図) 同時にかなりの音を発する。
これはラッキョウに蓄積されてかろうじてバランスを保っていたエネルギーが、尾を折られたことをきっかけにして運動のエネルギーになったからである。
(『新・地震の話』 坪井忠二著・岩波新書)
ちなみに、これは『ルパートの滴』(Prince Rupert’s drop)と呼ばれ、同名のカナダの町(プリンス・ルパート/ブリティッシュ・コロンビア州西部の湾岸都市)など寒地でできるツララに同じ現象が起こることが古くから知られている。
※歪エネルギー:
物体に外力が加わったときに生じる体積や形の変化。押しの力によって地殻に蓄えられるエネルギー。アメリカのショルツらによって実験されている。