佐々木理論…地震のエネルギー(モノポール流量)は、太陽から地球に供給される磁気量である。太陽からの電磁波は地球の両極から取り込まれる。その磁気量が地震のエネルギーとなる。トリガーは機械的なもの(天体の引力・気圧変化)と、量的なもの(太陽から大量に供給されるモノポール流量)である。
経済活動は、太陽活動に影響されているようだ。太陽黒点数が上昇するということは、太陽が活発になり、人々の心も元気になるという事を意味しているのでしょう。
しかし、今回の太陽黒点極小の長さは、太陽の活動周期の第13周期から、およそ100年ぶりの長周期となっている。そして今、我々は100年に1度の世界的な経済危機に直面している。
昨年の12月は、1995年以来13年ぶりに87円台(対ドル)という円高になった。1995年は第22周期の極小であり、そして今は第23周期の極小が続いている。
今年こそ、太陽活動は極小を抜け出し、第24周期の上昇に転ずる事になるのか。そして、それと共に世界経済も上向いてくるのだろうか。
ホピーインディアンの言い伝えや、マヤ暦が2012年で終わっているということは、2012年のこの付近で、本来なら太陽黒点数のピークになる時だが、何等かの太陽の変動があるということなのだろうか。
気になるところは、1997年4月1日に、長周期(2,500年~3,500年といわれている)をもつ大彗星ヘール・ボップが、近日点になっている事だ。この彗星近日点から太陽は劇的な変化をしている。ここ10年の気象変動を見ても明らかである。
この大彗星ヘール・ボップと太陽の関係こそが、私達が一番、意識しなければならない事である。2009年のシャク暦の背景に、太陽がこの大環境にある事を、記憶していただきたい。
長いあいだ雲を観測していて、その雲の発生の仕方にルールがあるのに気付いた。そして、そのルールは太古からある自然現象のルールであることに気がついたのです。言葉は変わらないものである。太古から呼び慣れてきた言葉こそ真実として存在するのです。その言葉のなかで「シャク」という言葉は基本的な言葉であるのです。
シャクから派生した言葉には、咲く、酒、さくる、シャックリ、裂くなどのことばがある。いずれも共通する概念は、内なるものから外へという現象を示している。そしてこの言葉の原形は雲の形態として現れるシャクの現象である。すなわち扇状に発生する雲の現象である。この現象の典型的に出現する場所が古代より聖地となっている。
タテシナ山付近は古諏訪信仰のあるところである。そしてその御神体がミシャグチと呼ばれる神である。このミシャグチこそがモノポールで、シャクを形成する究極の粒子であるのです。
地球上に存在する物は究極の粒子から成り立っている。それはアインシュタインの言う究極の素粒子のことである。地球のできたあと、生きとし生ける者達は本当にこの究極の素粒子で成り立っているのだろうか。現代の物理学者達はその素粒子を探し続けている。筑波にある「KEKB」もその研究の一敷設である。
シャクという電磁放射の現象には現代の物理学者達は誰も手を付けていない。誰も手を付けていないから、このシャクの現象を観測し続ける私にとっては、この分野では独壇場である。かつて、アインシュタインは「究極の素粒子は日本で発見されるだろう」と言った。私はこの素粒子は単子として発見されると思っていた。でもシャクを観測していると、電磁波は連続的、かつ量的に太陽からやってきて、シャクの現象になると気づいたとき、シャクはモノポール量の現象であると知った。すなわち究極の素粒子は単体ではなく量として存在するのだ。
そしてこの究極の粒子、モノポールの性質は、雲をつくり、低気圧になり、台風になり、風や雷となり、やがて水に溶けて、万物の生命の素となるのです。
ミシャグチ、すなわちモノポールがシャクとして出現すると、その流量に呼応して、自然界のダイナミズムが発生するのです。
モノポール流量によって、自然界のダイナミズム、(地震・噴火や台風・ハリケーン・サイクロン・トルネード・雷)が発生するのです。そしてその勢いはモノポール流量に比例して規模が決まってくる。また、人々の体調を左右する。植物の成育も左右される。動物の行動にも影響を与える。
これ等の現象を読み取るには、自然界にどのようにモノポールが発生するかを知れば良いのです。シャク発生のルールがあると言ったが、シャク暦はこのルールを示したものです。突発的な磁気嵐は、まだ予測できないが、九分通りのルールはこのシャク暦に含まれています。それ等のルールを踏まえて、行動することは人々の知恵ある行動かと思います。
この暦を農業に、日々の生活に、そして健康に役立ててほしいと願っています。
◇シャク暦情報の理論◇
この地震情報は、地震体積説に拠っております。
地震体積説は、従来の弾性反発論や、
活断層論とは異なった理論です。
当協会の佐々木理論に拠る地震情報は、
地震のエネルギーは
太陽から供給される磁気量であるとしています。
2009年
・各月のシャク発生予想
・日々の太陽環境は宇宙天気を参照しましょう
(太陽フレアやそれに伴う
CME(コロナ質量放出)に
よってもモノポール流量が増えてきます。)
<特異日/地象・気象変化>
1月は、1年の変化を凝縮した月である。1月は彗星10個の近日点という、稀にみる多さです。平穏な正月3カ日以外は特異日が重なってやって来ます。<地球ダイナミズム>
1月に、豪雪・寒波が集中してやって来る。2009年の激しい変化を現わしている月である。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆人々に活力を与えるモノポール量は、圧倒的な量となる。 ★反面、失敗の環境も厳しくなり、判断の誤まりにも落ち入り易い。又、気象条件の変化による交通機関のトラブル増加<特異日/地象・気象変化>
2月は、7日頃に寒波が来る。月の後半は激しい気象変化となるでしょう。地震・火山活動も、月の後半に活発になってくる。<地球ダイナミズム>
27日・28日と続く彗星近日点の影響で、地球上に様々なダイナミズムが発生してくる。この後、春は一気にやって来る。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆寒ければ寒いほど、その年は豊作になる。 ★気象変化による失敗は、増加します。冬山の事故に注意しましょう。<特異日/地象・気象変化>
3月の特異日は、バランス良くやって来ます。寒波ではなく、大雨となるでしょう。春分を待たずに春は、かけ足でやって来る。<地球ダイナミズム>
太陽の黒点周期が上昇に転じていれば、地球ダイナミズムにも勢いがある。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆春うらら。太陽からは「ビバ!生命」と、祝福のモノポールが満ちてくるでしょう。 ★景気のかげりと、受験シーズンで、落ち込むことも多い月です。彗星近日点付近は、山火事にも注意する月です。<特異日/地象・気象変化>
彗星5個の近日点です。今月も特異日は、バランスよく訪れます。桜は、早々咲き、散るのも早いでしょう。<地球ダイナミズム>
どことなく、社会にエネルギーが満ちてくる月になります。株価も、上昇の気運となってくるでしょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆自然界の生命が競いあう4月です。人間もまた自然に負けぬように、生命力を全開する月です。 ★山火事や食中毒、お酒の飲みすぎにならないように気をつけましょう。<特異日/地象・気象変化>
今月の特異日は中旬以降でやってくる。幸い連休には、4月30日近日点の彗星(ブランペイン)1個が影響するだけなので、穏やかなゴールデンウイークとなるでしょう。<地球ダイナミズム>
5月中頃の台風、ハリケーン、サイクロンの発生に用心しましょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆例年より早めの新緑まっただ中、山菜もよく採れるでしょう。 ★5月病のシーズンです。森林浴で乗り切りましょう。<特異日/地象・気象変化>
6月にやって来る特異日は、台風などの勢いのある低気圧を発生させますが、梅雨らしい梅雨にはならないでしょう。6月だというのに盛夏を匂わせる月となるでしょう。<地球ダイナミズム>
今月は5個の彗星近日点があり、雷・集中豪雨・台風・ハリケーン・サイクロン・トルネードは、すべて規模が大きく、地震・火山活動も活発化します。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆作物の成育に必要な条件が満たされるということは、太陽環境から来るものです。 ★従来の夏より早くやって来る夏に対拠しなければならないでしょう。<特異日/地象・気象変化>
特異日は前半と後半の2つに分かれてやってきます。前半は、4日が地球が太陽から1番遠くなる日です。太陽を基点とした地球の振り子運動によって、この4日付近は地震や噴火が比較的大きな現象としてあらわれる。前半の特異日は、台風・ハリケーン・サイクロン・トルネードなどの気象変化も激しい。<地球ダイナミズム>
北半球に於いては、7月という月は激しいダイナミズムの展開が出現する。集中豪雨や落雷も多いでしょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆薬草は7月に採取したものが一番効能があるといわれている。生命の環境がピークになる月です。 ★自然災害が人々を恐怖におとし入れる月。後半は熱波も多くなるでしょう。<特異日/地象・気象変化>
巨大台風が発生する。台風の発生は7日間というリズムになってやってくる。後半の特異日は、9月の台風の勢力に影響を与えてきます。9月は、巨大台風に警戒となるでしょう。地震・噴火は、太陽の南回帰により、大き目なものとなるでしょう。<地球ダイナミズム>
台風・ハリケーン・サイクロン・トルネードなど、世界的な広がりをみてみましょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆太陽の南回帰は夏至から始まっている。そして今月をピークとして生命の賛歌も下降線となってゆく。 ★厳しい熱波による疲労から、失敗の予兆が顕著になる。<特異日/地象・気象変化>
特異日は月の前半と後半です。台風シーズンです。彗星近日点付近で台風が発生したり、発達したりしてゆきます。<地球ダイナミズム>
アメリカには、トルネードやハリケーンによる大被害があるでしょう。月の前半が特に警戒となります。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆実りの秋でしょう。落雷が多いゆえに、きのこの収穫は期待できるでしょう。 ★9月は防災月間です。洪水・土砂崩れの二次的な被害に注意しましょう。<特異日/地象・気象変化>
10月の特異日は多く、例年は穏やかな月になるのだが激しい気象変化が周期的にやってきます。特に大雨・突風に警戒です。霧も発生するでしょう。<地球ダイナミズム>
9月から引き続き、世界でハリケーン・サイクロン・トルネードの多発がみられるでしょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆雷は別名、稲妻といわれるように、稲穂の成長と深く関わっています。雷の多かった年、米の収穫も上々でしょう。 ★毎年のようにアメリカでは大規模な山火事が発生する。彗星近日点には、ケアレスミスを起こし易くなります。体育の日、運動会そして行楽も、はしゃぎ過ぎてケガの無いように。<特異日/地象・気象変化>
彗星近日点は月末の2個です。今年中で一番おだやかな月となります。特異日は、28日からです。<地球ダイナミズム>
おだやかな月で、地球規模で地象・気象も、うちわとなるでしょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆おだやかな自然環境で気分も安定します。小春日よりの散歩を楽しみましょう。 ★外因のストレスが緩む事から、失敗の環境もゆるやかです。<特異日/地象・気象変化>
12月の始めは、11月末の2つの彗星近日点による特異日が続きます。12月の彗星近日点は、ほぼ等間隔に3個やってきます。気温の変化が激しいでしょう。<地球ダイナミズム>
12月は、北半球に大き目な自然災害が発生します。それぞれのダイナミズムに勢いがあるでしょう。<☆生命の環境/★失敗の環境>
☆人々は元気を取り戻しつつある。新しい価値感も台頭してくるでしょう。 ★古いパラダイムから脱皮しきれず、世相の混乱に流されないようにしましょう。経済のありようも、ふるいにかけられてきます。満月
新月
上弦
下弦
月の最遠日
月の最接近日
地球遠日点
地球近日点
彗星近日点
モノポール放出量の目安
特異日期間
(トリガー日)地球ダイナミズム活発
強引力日
モノポール・・・磁気の単極子を言う
特異日期間・・・
彗星が太陽に近づく日(近日点)頃から、太陽コロナから吹き出す磁気量が増してくる期間
ビッグトリガー・・・特異日期間に大潮が入ってくる時
● ポイント概念・・・地震とは一回性の現象ではなく連続性の現象である。
特異日は通常平穏な日の状況と違い、自然界においては荒天、大風、竜巻、台風の発生。地震、噴火などの天変地異の発生する日を意味する。また人間社会においても、様々な事故発生、体調不良など多発する日をいう。その発生の原因は太陽から地球にモノポール量が供給されることで発生する。このような日は通常平穏な日と違ってきわめて特異な日である。それ故、このような現象が発生する日を特異日と命名した。
モノポールは、あらゆる物質や生命体に深くかかわっている。その性質は豊かな恵みを、もたらす‘生命の環境’と共に人間社会に‘失敗の環境’をも与える。あらゆるものを活性化させるモノポール。自然現象など、どうにも変えられないものはともかく、プラス・マイナス共に増幅される特異日を、プラス思考でよい特異日にしたいものです。
天然の加速器“タテシナ”から
広がっていくシャク
地球に気象の変動、台風、ハリケーン、サイクロン、トルネード、さらに噴火、地震の起きる現象を地球ダイナミズムと呼ぶ。この地球ダイナミズムは太陽がモノポール量を供給する時に発生する。とりわけ、このモノポール量が多量なとき地球ダイナミズムはより活発になる。この地球ダイナミズムは特異日期間に発生する。
参考文献
天文年鑑・理科年表
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